売上・食材費・人件費を入れて、FL比率を確認します。
FLコスト=食材費(Food)+人件費(Labor)。売上に対する割合で見ます。
月の固定費と客単価、原価率(変動費率)から、黒字になる最低ラインを計算します。
| 飲食店全体 | 30%前後 |
|---|---|
| フード | 30〜35%前後 |
| ドリンク | 20〜25%前後 |
| ランチ | 30〜35%前後 |
| FL比率(食材費+人件費) | 60%以内 |
いずれも一般的な目安であり、利益や数字を保証するものではありません。業態・立地・仕入れ条件によって異なります。
FLコストとは、Food(食材費)とLabor(人件費)を合わせた費用のことで、飲食店の経営でもっとも重視される指標の一つです。売上に対する割合を「FL比率」といい、60%以内に収めるのが一般的な目安といわれます。残りの40%で家賃(Rent)や水道光熱費、広告費などをまかない、利益を残す考え方です。家賃を加えた「FLR」で見ることもあります。
月の売上が100万円、食材費が30万円、人件費が28万円だとします。食材費率は30%、人件費率は28%、FL比率は合計58%です。60%以内なので目安の範囲内で、残りの42万円が家賃・光熱費・その他の費用と利益にあたります。仮に人件費が35万円に増えると、FL比率は65%となり、残りは35万円まで減って利益が出にくくなります。
FL比率が高いときは、食材費と人件費のどちらが重いかを分けて確認します。食材費が重いなら、ロスの削減、仕入れ先の見直し、売価の見直しが候補です。人件費が重いなら、シフトの見直しや仕込みの効率化を検討します。売上が低い時間帯の人員が多すぎないかも見直しどころです。60%は一般的な目安であり、業態や立地によって適正値は異なります。